PDF 取扱説明書 Tadano GR-160N ラフテレーンクレーン - 6 MB

この取扱説明書は、タダノ GR-160N ラフテレーンクレーンのための公式ガイドです。安全な操作方法、各制御装置の機能、および日常のメンテナンス手順に関する重要な情報が含まれています。クレーンの性能を最大限に引き出し、長期間にわたって安全にご使用いただくために、本書の内容をよく理解してください。すべてのオペレーターにとって必携の資料です。(This manual is in Japanese).

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--- Page 1 ---
GR-160N-1/O1-2J


                   取扱説明書
                   GR-160N-1/O1-2J
                                     GR-160N-1
                                                 525790


2005
PRINTED IN JAPAN
0503 E

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T01667CJ


 運転席に座って操作する                        無理なつり上げは行わない
窓やドアの外から手を入れるなど、運転席外からク         埋設物や植え木、地面に打ち込まれた物を抜こうと
レーン操作をするのは危険です。必ず、運転席に座         すると、機械の各部に思わぬ荷重が加わり、機械の
って操作してください。                     損傷や転倒事故を起こします。
                                柱や杭のように地面に打ち込まれた物や、植え木や
                                泥や砂に埋まっている物はつり上げないでください。
                                どこからも力を受けていない状態にある物だけを、
                                つり上げてください。


                    T00019


 周囲の安全を確認してから操作する
機械の近くに人がいると、機械の間やカウンタウエ                                T01941
イトと障害物の間に人が挟まれる危険性があります。
特に旋回操作を始める前には、機械の近くに人がい
ないことを確認してください。機械を動かす前にホ             つり荷の移動は慎重に
ーンを鳴らして警告してください。                定格性能に近づくと AML が断続の警報音で知らせま
作業時は、機械の周りにロープを張るなど、機械の         す。クレーン作業は慎重にし速度を落としてくださ
近くに人が立ち入らない措置を講じてください。          い。
                                特に作業半径が拡がるブーム下げ操作は過負荷にな
                                らないよう注意してください。
 地切り操作は確実に
荷をつり上げるときは、地切り操作を確実に行って
ください。                               過負荷(性能オーバー)に注意
地切りの際は玉掛けロープが張った時点でいったん         定格総荷重に近い荷をつっているときは、荷が振れ
停止し、荷の重心をつっているか、荷が地面に固着         ると過負荷になることがあります。十分注意して操
していないか、周囲の荷や構造物などと干渉してい         作してください。
ないか確認してください。                    また、作業半径が拡がるブーム伸長操作・ブーム下
荷は垂直につり上げ、荷が地面から数cm離れたとこ        げ操作を行うときも、過負荷にならないよう注意し
ろで再度停止して荷の振れを止め、玉掛け状態や、         てください。
荷がその位置で確実に保持されているか、過負荷に
なっていないか等を確認した後、再度つり上げてく
                                    過負荷になったときは
ださい。
                                過負荷になったとき、急にブームを上げたり下げた
                                りするのは、機械が転倒しやすくなり危険です。す
 ブームの上げ・伸長操作による地切りの禁止           みやかにウインチ巻下げ操作をして、つり荷を地面
地切り操作は、必ずウインチ操作で行ってください。        に降ろしてください。
ブームの上げ・伸長操作による地切りは、荷振れを
起こして危険です。特にブーム上げ操作による地切
りは、過負荷であっても自動停止しないため、機械
の損傷や転倒事故の原因になります。


安全のための注意                                           安全のための注意
                             A-10

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T01667CJ


 つり荷走行時はクレーン操作禁止          作業時の注意(特殊作業)
危険性が高いため、つり荷走行中は絶対にクレーン
                             共づり作業は慎重に
操作を行わないでください。つり荷を動かす必要が
                          2台以上のクレーンを使用して、共づり作業をする
あるときは、停止してから行ってください。
                          ことは危険ですので極力避けてください。共づり作
                          業は重心の偏りによる機械の転倒・つり荷の落下・
                          ブームの破損など、危険性の大きい作業です。
                          やむを得ず共づり作業を行う場合は、下記の注意事
                          項を順守し、細心の注意を払って作業してください。
                          • 作業方法などについて、事前に作業関係者と十分

                            な打合せを行ってください。
                          • 作業指揮者を置き、その人の指示に従ってくださ

                            い。必要な場合は、関係者全員に連絡装置を持た
                            せてください。
                          • クレーンは堅固な地盤の上にアウトリガを最大に

                            張り出して水平に設置してください。
                          • クレーンはつり荷に対して十分余裕があり、同じ

                            機種で同一性能のものを使用してください。そし
                            て、ブーム長さ・ブーム角度・ワイヤロープの掛
                            け数は、すべて同じにしてください。
                          • 各クレーンのワイヤロープが、常に垂直になるよ

                            うに荷をつり上げてください。
                          • 各クレーンが均等に荷重を受け持つよう玉掛けし

                            てください。
                          • 荷の移動はウインチ操作とブーム起伏操作で行い、

                            旋回操作は極力避けてください。ウインチ、起伏、
                            旋回などの同時操作は行わないでください。
                          • 一方のクレーンに荷重が偏らないように、運転時

                            は各クレーンを同時に操作してください。


                                              T00650


安全のための注意                                  安全のための注意
                      A-20

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T01667CJ


 点検カバーなどをロックする                ブースタケーブルによるエンジン始動
点検カバーなどを開けたまま放置していると、突風    誤ったブースタケーブルによるエンジン始動は、バ
などで急にカバーが閉まり、挟まれてけがをする恐    ッテリの爆発や機械の損傷につながります。
れがあります。                    ブースタケーブルを使用してエンジンを始動すると
点検カバーや扉、運転室のドアなどを開けたときは、   きは、保護眼鏡を着用してください。作業は2人で行
必ずロックをしてください。              い、1人は運転席に座り、下記の手順で行ってくださ
                           い。
                           (1)24V仕様の救援車を使用してください。12Vや48V
 工具・部品を落とさない
                              仕様車は使用しないでください。
点検カバーを開けて下向きで作業するときは、その
                           (2)故障車、救援車ともにスタータキーは「OFF」に
内部に物を落とさないように注意してください。知
                              してください。
らないうちに物を落とすと、機械の損傷や作動不良
                           (3)ブースタケーブルを次の手順で接続してください。
の原因になります。ポケットには点検に必要なもの
                             1:故障車のバッテリの+端子
以外は入れないでください。
                             2:救援車のバッテリの+端子
また、物を落としたときは必ず取り出してください。
                             3:救援車のバッテリの−端子
                             4:バッテリから離れた位置の故障車のフレーム
 油脂の付着に注意                  (4)救援車のエンジンを始動してください。
クラッチ、ブレーキなどのライニングやディスクに    (5)故障車のエンジンを始動してください。
油脂が付着すると、制動力が低下して危険です。油    (6)故障車のエンジンが始動したら、ブースタケーブ
脂が付着しないように注意してください。           ルを4. 3. 2. 1. の手順で取り外してください。

                                                         1
                                              ブースタケーブル
 ほこりに注意                       3
                                     2


作業時に発生するほこりを吸わないでください。ブ
レーキおよびライニングなどの点検・整備を行うと
きは、最初に掃除機でほこりを吸い取ってください。
圧縮空気は、ほこりが空中に飛散するので使用しな
いでください。                           救援車のバッテリ          故障車のバッテリ


                                         ブースタケーブル
                                                    4
                                                             フレーム
                                                                    T01954J


                              電気系統の点検・整備時はバッテリケーブル
                           を外す
                           バッテリケーブルを外さないで電気系統の点検・整
                           備を行うと、配線がショートして電気機器や電子機
                           器を損傷することがあります。
                           電気系統の点検・整備を行うときは、作業前に必ず
                           マイナス端子側(アース側)のバッテリケーブルを
                           外してください。


安全のための注意                                                安全のための注意
                       A-30

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T051450J


AML(過負荷防止装置)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・75              アウトリガ不使用(アウトリガなし)作業操作・・・・・120
   AMLシステムの構成と機能・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・77                車両静止時・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・120
   操作装置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80          つり荷走行時・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・121
   メッセージと復元操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・81               フックの取出しと格納・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・122
   システムの異常の処置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・83                フックの取出し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・122
AMLの使い方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・84          フックの格納(フックイン操作)・・・・・・・・・・・・・・123
   各部の名称と機能・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・84             ワイヤロープの掛け換え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125
   電源の入・切・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87            標準巻掛本数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125
   作業状態の登録・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87             掛け換え方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・126
   AML作業前点検・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・91          シングルトップ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・128
   作業範囲制限機能の使い方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・91                  各部の名称・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・128
   起伏速度調整機能の使い方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・94                  シングルトップ作業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・128
その他安全装置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・95            ジブ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・129
   巻過防止装置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・95            各部の名称・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・129
   AML外部表示灯(オプション)・・・・・・・・・・・・・・・・・・96                  ジブ操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・130
PTO操作と暖機運転・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・97             ジブの装着・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・131
   PTO操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・97        ジブオフセット角度の変更・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・134
   暖機運転・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・98          ジブの格納・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・135
サスペンションロック操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・99                 運転室内装備の使い方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・139
   操作装置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・99         運転室外装備の使い方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・141
   サスペンションロック操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・99                  オイルクーラ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・141
アウトリガ操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・101
   設置場所の選定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・101            【点検・整備編】
   操作装置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・102         点検・整備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・143
   アウトリガ張出操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・103               法定点検・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・143
   水平設置の方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・105            運行前点検および作業開始前点検・・・・・・・・・・・・・・・・・144
   アウトリガ格納操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・106               車両部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・144
操作レバーの調整・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・107              クレーン部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・145
   操作レバー中立位置調整・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・107                定期交換保安部品・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・146
   操作レバーの長さ調整・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・107                クレーン部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・146
ウインチ操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・108            車両部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・147
   操作装置(ISO配列)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・108             グリース給脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・148
   巻上げ・巻下げ操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・109               整備表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・148
   高速巻下げ操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・110             グリース給脂図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・149
   その他操作装置の使い方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・111                グリース給脂(電動集中給脂<オプション>)・・・・・・151
ブーム伸縮操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・112            ギヤーオイル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・153
   操作装置(ISO配列)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・112              整備表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・153
   ブーム伸縮操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・112             ウインチ減速機の油量点検・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・154
   非常伸縮操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・114            ウインチ減速機のオイル交換・・・・・・・・・・・・・・・・・・154
ブーム起伏操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・115             旋回減速機の油量点検・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・155
   操作装置(ISO配列)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・115              旋回減速機のオイル交換・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・155
   ブーム起伏操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・115             アクスル(キャリア部)の油量点検・・・・・・・・・・・・156
   その他操作装置の使い方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・116                 アクスル(キャリア部)のオイル交換・・・・・・・・・・156
旋回操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・117          アクスル(プラネタリ部)の油量点検・・・・・・・・・・157
   操作装置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・117          アクスル(プラネタリ部)のオイル交換・・・・・・・・157
   旋回操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・117
   その他操作装置の使い方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・118


目次                                                                                                 目次
                                                   2

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T051480J


運転室内(タダノ配列)

 26 非常巻過スイッチ                  6   7   8 16 17 18 37 が ISO 配列と異なります。
 25 ドラムインジケータ
 24 PTOスイッチ

 23 旋回ブレーキスイッチ
 22 旋回停止/解除スイッチ
                                            1 サスペンションロックスイッチ
 21 起伏緩停止/解除スイッチ
 20 AML                                     2 補巻き高速巻下げ表示ランプ
 18 伸縮ペダル                                   3 主巻き高速巻下げ表示ランプ
 37 起伏ペダル
 6 起伏レバー                                    4 主巻き高速巻下げスイッチ
                                            5 補巻き高速巻下げスイッチ

                                            7 主巻きウインチレバー
 15 旋回レバー
                                            8 補巻きウインチレバー
 14 ホーンスイッチ
                     A                     17 伸縮レバー
 13 水準器
                                           16 4段目・5段目・トップブーム
                                                        伸長スイッチ
 12 アウトリガ操作パネル

 11 作業ランプスイッチ

 10 4段目・5段目・トップブーム
         非常伸縮スイッチ
  9 2段目・3段目ブーム
                                                                T31906J
         非常伸縮スイッチ


操作装置の位置                                                 操作装置の位置
                         12

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T051511J


トルクコンバータ油圧計

【留意事項】
 ◆クラッチ圧力が不足したままで運転すると、クラ
 ッチが滑り、クラッチを損傷します。パーキングブ
 レーキが「OFF」で油圧計の指針が適正圧力以下にな
 ると警報ブザーが鳴り、トルコン油圧警告ランプが
 点灯します。直ちに運転を停止し、最寄りの当社指
 定サービス工場で点検を受けてください。

トランスミッションのクラッチへ送るトルクコンバ
ータオイルの圧力を示します。適正な圧力は次の通
りです。

 エンジン回転数
                       1.3MPa {13 kgf/cm2}以上
 700min‑1 {rpm}のとき
 エンジン回転数
                       1.8〜2.1MPa {18〜21kgf/cm2}以上
 2,500min‑1 {rpm}のとき


                                        T22430J


メーターパネルの見方                                                メーターパネルの見方
                                                     30

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T051541J

       シフトレバー操作

操作装置


        シフトレバー                                シフトモード切換スイッチ


                                                     T31915J


シフトレバー操作                           「R」
                                     ・・・車両を後進させるときの位置です。
                                   「N」
                                     ・・・ニュートラル位置です。エンジン始動、駐停車、
シフトレバーの位置                               クレーン作業時はこの位置にしてください。
                                   「D」
                                     ・・・通常走行の位置です。アクセルペダルを踏み
            警告
                                        込むと、スピードに応じて1速から4速まで自
  シフトレバーのシフト位置が「3」、「2」また
                                        動的に変速します。(高速・2輪駆動および高
は「1」のときには、スピードが増しても自動的に
                                        速・4輪駆動モードのみ)
変速しません。シフト位置におけるスピード範囲
                                        ◆低速・4輪駆動モードのときは、「D」位置に
を超えるとエンジンがオーバーランを起こします。
                                        すると4速に固定されます。
急な下り坂などで、シフト位置における速度範囲
                                   「3」
                                     ・・・エンジンブレーキを使用して坂道を下るとき
を超えそうな場合は、フットブレーキを断続的に
                                        に使用します。3速位置に固定されます。
使用して減速してください。
                                   「2」
                                     ・・・長い坂道を上るとき、またはエンジンブレー
                                        キを使用して坂道を下るときに使用します。2
シフトレバーを切り換えることによってトランスミ                 速位置に固定されます。
ッションの速度レンジを選択します。                  「1」
                                     ・・・特に急な坂道を上るとき、または強力なエン
                                        ジンブレーキを必要とするときに使用します。
                                        1速位置に固定されます。
                 ロック解除             シフトレバーは誤操作防止のため下図のようになっ
                 ボタン               ています。ロックを外すときはノブ横のロック解除
                                   ボタンを押して切り換えてください。


                                                     フリー
                         T20034


                                                     ロック


                                                               T101048J


シフトレバー操作                                            シフトレバー操作
                                  40

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T051570J


(2)ディマスイッチ                           (4)ウォッシャスイッチ、ワイパスイッチ
   ヘッドランプ点灯時に、レバーを押し下げるとヘッ
                                     【留意事項】
   ドランプの照らす方向が下向きから上向きになりま
                                     ◆ワイパのから拭きはガラスを傷付けます。ウインド
   す。レバーを戻すと下向きに戻ります。
                                     ウォッシャ液を噴射してから、ワイパを動かしてくだ
   ヘッドランプを一時的に点灯させたいときは、レバ
                                     さい。
   ーを引き上げるとヘッドランプの上向きが点灯しま
                                     ◆ウォッシャを連続3秒以上使用したり、ウインドウ
   す。ライティングスイッチの位置に関係なく点灯し
                                     ォッシャ液がないときに使用すると、モータが焼き付
   ます。手を離せばレバーは元の位置に戻り、ヘッド
                                     くことがあります。注意してください。
   ランプは消灯します。
   ◆ヘッドランプの上向きが点灯しているときは、ア           スイッチを回すと、次のようにワイパが作動します。
   ッパビーム表示ランプが点灯します。                 「OFF」 ・・・・・・・停止
                                     「INT」 ・・・・・・・3〜5秒間に1回動きます。
                                     「LO」 ・・・・・・・・低速で動きます。
                                     「HI」 ・・・・・・・・高速で動きます。
                                     スイッチの先端ノブを押し込むと、ウインドウォッシ
                                     ャ液がフロントガラスに噴射されます。


                                      ウオッシャ    ワイパ


                       T23352                     O
                                                IN FF
                                                  T


(3)ターンシグナルスイッチ
   レバーを前または後に倒すと、ターンシグナルラン
                                                             T101061J
   プが点滅します。
   ◆ステアリングハンドルを戻しても、レバーが自動
   的に戻らないときは、手で戻してください。
   ◆ターンシグナルランプが作動しているときは、タ
   ーンシグナル表示ランプが点滅します。


               L


              R


                       T00721


灯火スイッチ等の操作                                              灯火スイッチ等の操作
                                50

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T051600J

         非常時の処置

クレーン走行中に車両の故障が発生して動かなくな          発炎筒の使い方
ったときは次の処置をしてください。
(1)道路走行中に動かなくなった場合                            警告
 ・ハザードランプを点灯させる。または非常信号用          発炎筒の筒先を顔や体の方向に向けたり、近づ
   具を使用して後続車の追突防止をする。            けたりしないでください。
 ・安全な場所に移動させるために応援を依頼する。          ガソリン等の可燃物の近くでの使用は危険です
 ・最寄りのサービス工場に連絡する。               ので禁止します。
(2)踏切内で動かなくなった場合
 ・踏切内に設けられた非常ボタンを押し、列車に危         ◆発炎筒は緊急を知らせる非常信号としてのみ使用
   険を知らせる。                       してください。
 ・非常ボタンがない場合は列車の急停車距離を考慮         ◆発炎筒に表示している有効期間が切れる前に新し
   した位置に人を配置して、発炎筒などで列車に知        い発炎筒と交換してください。
   らせる。
 ・安全な場所に移動させるために応援を依頼する。         ◆発炎時間は約5分です。この時間内に発炎筒に代わる
 ・最寄りのサービス工場に連絡する。               非常信号用具を準備して非常信号として使用してくださ
クレーンが動かなくなる原因にはいろいろあります          い。
が、シフト操作ができなくなったときには「シフト
操作ができなくなったときは」を参照してシフト操          1. 発炎筒を運転室内から取り出してください。
作をしてみてください。                      ◆発炎筒は運転室内アクセルペダル右側に備え付けてい
                                 ます。
燃料切れが原因でエンジンが停止したとき
                                 2. ケースを抜き取ってください。
燃料切れが原因でエンジンが停止したときは、燃料
を補給した後に燃料回路内のエア抜きが必要になり          3. ケースに塗っているすり薬に発炎筒の先をこすっ
ます。詳細はエンジンメーカ発行の取扱説明書を参          て着火してください。
照してください。


非常時の処置                                               非常時の処置
                            60

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T051621J


定格総荷重表の見方

              警告
  定格総荷重表に示されている値は、クレーンを堅
固な地盤の上に水平に設置し、風がない、横荷重また
は荷の振れがない等のように理想的な状態における値
です。このような状態で作業ができない場合は、実際
の作業状態に応じて荷重を減らしてください。


定格総荷重表は、作業内容、アウトリガ張出幅に応じて、
下記のように、設定されています。実際の値はクレーン
運転室内の銘板ファイルの定格総荷重表を見てくださ
い。


X型アウトリガ仕様車                         H型アウトリガ仕様車

種類     作業内容        アウトリガ張出幅        種類     作業内容       アウトリガ張出幅
 1                   最大5.2m         1                  最大5.2m
 2   【アウトリガ使用】       中間4.8m         2   【アウトリガ使用】      中間4.8m
 3   ブーム作業           中間4.4m         3   ブーム作業          中間4.4m
 4   シングルトップ作業       中間3.2m         4   シングルトップ作業      中間3.2m
 5                   最小2.7m         5                  最小1.79m
 6                   最大5.2m         6                  最大5.2m
 7   【アウトリガ使用】       中間4.8m         7   【アウトリガ使用】      中間4.8m
 8   ジブ作業            中間4.4m         8   ジブ作業           中間4.4m
 9                   中間3.2m         9                  中間3.2m
     【アウトリガ不使用】                         【アウトリガ不使用】
     (アウトリガなし)                          (アウトリガなし)
10                   ─             10                  ─
     ブーム作業                              ブーム作業
     シングルトップ作業                          シングルトップ作業


性能銘板の見方                                                 性能銘板の見方
                              68

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T051631J


(4)旋回自動停止機能                                (6)起伏速度調整機能
 アウトリガの張出状態によってクレーン作業の性能                    ブーム伸長時の起伏最高速度を調整する機能です。
 領域が異なるため、旋回操作中に過負荷になると性
 能領域の境界部で作動を停止します。
◆旋回停止/解除スイッチが「解除」のときは、旋回停
止は作動しません。


                旋回自動停止解除
      解除


      旋停        旋回自動停止


     旋回停止

                           T101152J


(5)警報機能

     警報条件          警報内容
巻過ぎになったとき   ブザー音:ホロホロ音
モーメント90%以上  モーメント表示器:黄色に該当
100%未満       するバーグラフ点灯
            ブザー:断続音
モーメント100%以上 モーメント表示器:モーメント
             が110%までは該当するバーグ
             ラフ点灯。110%を超えるとす
             べてのバーグラフ点灯
            ブザー:連続音
クレーンの作動を制御 モーメント表示器:制御メッ
する必要が生じたとき   セージを表示
            ブザー:ビープ音(3秒間のみ)(*1)
作業範囲制限が働いた 該当する制限表示ランプが点滅
とき           表示
            ブザー:ビープ音(3秒間のみ)(*1)
AMLシステム異常時  モーメント表示器:エラーメッ
             セージを表示
            ブザー:ビープ音(3秒間のみ)(*1)
(*1):ビープ音は2種類があり、次のように区分されま
     す。
     停止制御時:周期が長い
           ピーピーピー
     その他の制御時:周期が短い
             ピーピーピー


AML(過負荷防止装置)                                             AML(過負荷防止装置)
                                      78

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T051640J


(1)アウトリガ張出時                               (2)アウトリガ不使用静止時
  アウトリガ状態選択キーを押すと、AMLに入力されて                  アウトリガ状態選択キーを押すとアウトリガ状態シ
  いるアウトリガ張出幅を、アウトリガ状態シンボルで                   ンボルが点滅します。この状態から、さらにアウト
  点滅表示します。                                   リガ状態選択キーを押してください。アウトリガ状
  実際のアウトリガ張出状態と合っているかを確認し、                   態シンボルの表示が消え、オンタイヤ状態シンボル
  状態が合っていればセットキーを押し登録してくださ                   が点灯する状態にしてください。
  い。                                         これで自動的に登録されます。
  アウトリガ状態シンボルが点灯表示に変わり、状態が
  正常に登録されます。


                                                               点灯


                                                               T21593J


                                          (3)アウトリガ不使用走行時
                                             アウトリガ状態選択キーを押し、オンタイヤ状態シ
                          T102283
                                             ンボルが点滅する状態にしてください。これで自動
                                             的に登録されます。
アウトリガ張出幅に対するアウトリガ状態シンボルの表                     点滅
示は次のとおりです。

X型アウトリガ


           最大(5.2m)張出                                          点灯


           中間(4.8m)張出

                                                               点滅
           中間(4.4m)張出

                                                               T21594J
           中間(3.2m)張出

           最小(2.7m)張出
                          T27466J


 H型アウトリガ


            最大(5.2m)張出

            中間(4.8m)張出

            中間(4.4m)張出

            中間(3.2m)張出

            最小(1.79m)張出
                           T21582J


AMLの使い方                                                       AMLの使い方
                                     88

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T046521J


暖機運転

【留意事項】
 ◆クレーン運転作業に入る前に必ず暖機運転を行ってく
 ださい。特に寒冷時はエンジンオイルや作動油の粘度が
 高くなっています。そのため、いきなり作業に入るとエ
 ンジンや油圧機器を破損する原因になります。

1. PTO「ON」操作後、5分間程アイドリング回転で暖
機運転をしてください。寒冷時は外気温度に応じて暖機
運転の時間を長くとってください。

2. エンジン回転を上げ(800〜1000min {rpm})、5〜
                         -1


10分間程度無負荷でクレーンを操作してください。寒冷
時は外気温度に応じて無負荷運転の時間を長くとってく
ださい。
◆エンジン、油圧ポンプ、油圧モータ、旋回ベアリング、
各支点ピンなどに異常音がないか確認してください。異
常音があるときは、直ちに運転を停止して最寄りの当社
指定サービス工場で点検を受けてください。

3. 暖機運転終了後、作業運転を行ってください。


PTO操作と暖機運転                                PTO操作と暖機運転
                                     98

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T051681J

         ウインチ操作

操作装置(ISO配列)
◆ここでは、レバーおよびペダルの位置はISO配列で
説明します。タダノ配列のクレーンは、レバーおよ
びペダルの位置が異なります。(「操作装置の位置」
参照)


 ドラムインジケータ

                                       補巻き高速巻下げ表示ランプ

                                       主巻き高速巻下げ表示ランプ

                                       主巻き高速巻下げスイッチ

                                       補巻き高速巻下げスイッチ

 補巻きウインチペダル


                                       主巻きウインチレバー
               A
                                       補巻きウインチレバー


                     ドラムインジケータ切換スイッチ


                       ON


                       OFF


                    A から見る
                                                       T31942J


ウインチ操作                                              ウインチ操作
                             108

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T051712J


1. 作業内容に応じて旋回フリースイッチを「ON」                      その他操作装置の使い方
 側を押し込むか、解除側のいずれかを選択してくだ
 さい。                                           旋回停止/解除スイッチ
 ◆「ON」および解除位置での旋回機能は次の通りで
                                           【留意事項】
 す。
                                            ◆旋回を自動停止させる場合は、作業を行う前に、
「ON」:旋回レバーを中立位置に戻しても慣性により
                                            旋回停止/解除スイッチを「旋停」位置にしてくだ
     しばらく旋回します。旋回レバーを戻すとき
                                            さい。ただし、下記の場合、旋回自動停止は作動し
     は、旋回の流れを考慮してください。
                                            ませんので十分注意してください。
     また、短いブームで重量物をつり上げる場合、
                                            • アウトリガ不使用作業時
     フックとつり荷の位置がずれているときは、
                                            • PTOスイッチが「ON(Ⅱ)」位置で、かつ、AML非常
     スイッチをこの位置にしてウインチ巻上げ操
                                                 スイッチが「非常用」にセットされているとき
     作を行うと、上部旋回体がつり荷の方向に旋
                                               ◆旋回の自動停止機能を働かせるときは次の条件が
     回して、荷を垂直に巻き上げることができま
                                               必要ですので注意してください。
     す。
                                               • 車両が水平設置状態になっている。
(解除):旋回レバーを中立位置に戻すと直ちに旋回
                                               • 旋回作動中の荷振れの状態がない。
      が停止します。旋回レバーを戻すときは、
                                               • 風があまり吹いていない。
      ゆっくりと戻してください。
                                            ◆静止状態でつり荷のモーメントが90〜100%である
 ◆スイッチの切換えは旋回停止状態で行ってくださ
                                            場合には、旋回作動によって荷物の荷振れおよび遠
 い。
                                            心力等が発生して、モーメントが100%を超えて旋回
 ◆スイッチを「ON」側に押し込むと、スイッチ内蔵
                                            自動停止することがあります。このような場合には、
 のランプが点灯します。
                                           「センカイゲンソクチュウ!」のメッセージが出ずに、
                                           「ミギ センカイ ゲンド!」または「ヒダリ セン
2. 旋回ブレーキスイッチを解除して旋回ブレーキ
                                            カイ ゲンド!」のメッセージが出て自動停止する
を解放してください。スイッチ内蔵ランプが消灯し
                                            ことがあります。
ます。

                                               旋回の自動停止機能を働かせるスイッチです。旋回
3. 旋回レバー操作前に、ホーンスイッチを押して
                                               の自動停止機能は次の2つの場合に働きます。
ホーンを鳴らし、周囲の人に注意を促してください。
                                               (1)アウトリガの張出幅が前後左右で異なり、旋回作
                                                  動を続けると過負荷になる場合
4. 旋回レバーを操作して旋回してください。
                                               (2)AMLに旋回制限範囲を登録した場合
 左旋回:レバーを前方に押す
 右旋回:レバーを手前に引く
 停 止:レバーを中立位置に戻す
                                                             旋回自動停止解除
 ◆旋回操作終了後は、旋回ブレーキのスイッチを                            解除
「ON」にしておいてください。

                 押す (左旋回)                          旋停        旋回自動停止


                                                  旋回停止

 中   立 (停   止)                                                          T101152J
                              旋回レバー


                            ホーンスイッチ

                 引く (右旋回)
                               T01901J


旋回操作                                                                    旋回操作
                                         118

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T051750J

        シングルトップ

各部の名称


  補巻きワイヤロープ


  巻過防止装置用スイッチ
  (外れ止め兼用)


  シングルトップ


  巻過防止装置用ウエイト


  補巻きフック


                                                       T31955J


シングルトップ作業                          シングルトップは、比較的軽い荷をつり上げるときに使
                                   用します。つり上げ荷重は制限されますが、単索で使用
              警告                   しますので速いサイクルで仕事をするときには便利で
  シングルトップの定格総荷重は、ブームの定格            す。
総荷重からブームに取り付けられているフックの             シングルトップ作業は、補巻きワイヤロープおよび補巻
質量を差し引いた値です。ただし、シングルトッ             きフックを使用して補巻きウインチ操作で行ってくださ
プの定格総荷重の上限は3,200kgです。ブームの定         い。
格総荷重からブームに取り付けられているフック             ◆作業前に、AMLにシングルトップ作業状態を登録して
の質量を差し引いた値が3,200kgを超える場合は、         ください。
すべて3,200kgを定格総荷重としてください。


シングルトップ                                              シングルトップ
                             128

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T051760J


17. ブーム先端のジブセットピン(左右)を外し、こ              20. ブームを上げた後、AMLにシングルトップまたはブ
のセットピンでジブをブーム下面に固定してください。               ーム作業状態を登録し、巻過防止装置が正常に働くこ
◆ブーム下面にジブセットピン(左側)を差し込むと                とを確認してください。
ジブロックランプが消灯します。
                                        以上でジブの格納が完了しました。


ジブセットピン          ジブセットピンを
                 差し込む
                        T31969J


                  ジブセットピン


 抜け止めスナップピンを
 確実に入れてください。
                      T31970J


18. 巻過防止装置用スイッチをシングルトップに取り
付け、配線とウエイト用チェーンを接続してください。


                  巻過防止装置用
                  ウエイト


                       T31971J


19. 補巻きワイヤロープが補巻きウインチドラム上で
乱巻していないことを確認してください。乱巻してい
るときは速やかに修正してください。


ジブ                                138                             ジブ

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T051791J


         定期交換保安部品

               警告
  定期交換保安部品の交換を怠ると事故につなが
 る危険性があります。必ず定期的に交換してくだ
 さい。

 建設機械の部品には、時間の経過とともに品質が劣
 化するものがあります。その部品が万一異常になっ
 た場合、重大な事故につながる可能性のある部品を
「定期交換保安部品」として定めています。
 本機の定期交換保安部品は下記の通りです。交換に
 ついては当社サービス工場に依頼してください。な
 お、これらの部品は期間内でも何らかの異常が発見
 された場合は、交換してください。
 その他の定期交換部品は取扱説明書に従って交換し
 てください。


クレーン部

油脂液、エレメント類

   装置名       定期交換保安部品      交換時期           初回交換
作動油タンク内      リターンフィルタ   600時間または6カ月毎   300時間または3カ月
作動油タンク外      リターンフィルタ   600時間または6カ月毎   300時間または3カ月
作動油タンク       エアブリーザ     600時間または6カ月毎
ウインチ減速機      ギヤーオイル     1200時間または1年毎   300時間または3カ月
旋回減速機        ギヤーオイル     1200時間または1年毎   300時間または3カ月
ウインチブレーキ回路 ラインフィルタ      2400時間または2年毎
自動停止回路       ラインフィルタ    2400時間または2年毎
作動油タンク       純正作動油      4800時間または4年毎   300時間または3カ月


◆交換時期は稼働時間と経過期間のどちらか早い方
で行ってください。


ゴム部品等

          定期交換保安部品          交換時期
ブーム伸縮用ワイヤロープ                 4年毎


定期交換保安部品                                             定期交換保安部品
                                146

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T051820J


アクスル(キャリア部)の油量点検                      オイル交換
        ・・・「300時間または3カ月毎」
                                      1. クレーンを平坦な場所に設置してください。
アクスル(キャリア部)のオイル交換
                                      2. ドレーンプラグの下に油受けを置いてください。
         ・・・「2400時間または2年毎」
                                      3.ドレーンプラグ、給油プラグ兼レベルプラグを取
               警告                     り外してオイルを抜いてください。
   走行直後はアクスルが高温になっています。素
 手でさわれる程度まで冷えてから作業を開始してく              4.オイルが全量抜けた後、ドレーンプラグを締め付
 ださい。                                 けてください。

                                      5.給油プラグ兼レベルプラグのねじ穴からオイルが
油量点検                                  流れ出るところまで、新しいギヤーオイルを給油してく
                                      ださい。
1. クレーンを平坦な場所に設置してください。
                                      6.規定量給油した後、給油プラグ兼レベルプラグを
2.給油プラグ兼レベルプラグを取り外して油量を点              締め付けてください。
検してください。プラグねじ穴の下面まで入っていれば
適量です。不足していれば、プラグねじ穴より補充して
ください。


給油プラグ兼レベルプラグ


     ドレーンプラグ

                      T27470J


3. 給油プラグ兼レベルプラグを締め付けてください。


ギヤーオイル                                                   ギヤーオイル
                                156

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T051870J


ディスクブレーキパッドの摩耗点検
                                          パッド
    ・・・「300時間または3カ月毎」              ディスクプレート      すき間          点検ゲージ


           警告
  パッドが摩耗して厚さが使用限度に近づいた状態
でブレーキを使用するとディスクプレートを損傷す
るだけでなく、ブレーキが効かなくなって非常に危
険です。
                                                                     T00605J
点検の結果、パッドの厚さが使用限度に近づいたとき
は、すみやかに最寄りの当社指定サービス工場でパ
ッドを交換してください。                              9mm                 0mm

  パッドの厚さが使用限度に近づいていなくとも、
発熱により炭化が進行している、均等に摩耗してい
ない、または傷が付いていることがあります。
点検時にディスクプレートに傷、異常摩耗、錆の発生
が見られるときは、パッドを取り外して点検する必
要があります。状態によっては、ディスクプレート
やパッドの交換を必要としますので、すみやかに最
寄りの当社指定サービス工場で点検を受けてくださ                パッド新品時          使用限度         T102332J

い。

                                  1. アウトリガを最大張出にしてクレーンを設置して
【留意事項】                            ください。
 ◆摩耗点検は正確にはパッドを取り外して行います
 が、簡易的には下記の点検ゲージを使用して行いま
                                  2. キャリパの点検穴に点検ゲージ(付属品)を挿入
                                  して点検してください。
 す。
                                  ◆タイヤの向きによっては点検ゲージを挿入できない場
 摩耗の進行が遅い場合には外側のみが摩耗している
                                  合があります。ステアリングをいっぱいに切った後、点
 場合があります。このような場合にはパッドを取り
                                  検してください。
 外して点検してください。
                                  ◆点検穴は前輪1カ所、後輪1カ所です。
 ◆パッドの摩耗点検は前後左右のすべてのホイール
 について行ってください。その結果、1カ所でも使用
                                         前輪               後輪
 限度に近づいたときは、すべてのパッドあるいは前
                                          キャリパ           キャリパ
 輪左右のパッド、後輪左右のパッドという単位で交
 換してください。


                                        点検穴               点検穴
                                                                    T27468J


                                  3. 点検の結果、キャリパと点検ゲージのすき間がな
                                  くなったときが使用限度です。


ブレーキシステム                                                 ブレーキシステム
                            166

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T051911J

            電気システム

整備表

                                                               点        検      ・   整     備      間   隔
No.              項   目                    数量                   100h            300h      600h
                                                  毎日
                                                               1カ月             3カ月     6カ月
 1    ヒューズの交換                                                  溶    断      時
 2    バッテリ液の点検                            2カ所         ●


ヒューズの交換・・・「溶断時」
【留意事項】
 ◆ヒューズ交換時は短絡防止のため、スタータスイ
 ッチを「OFF」にし、バッテリの(−)端子を外し
てください。
◆規定容量以上のヒューズを使用すると、短絡時に
配線や電装品を焼損する恐れがあります。交換時に
は、規定のヒューズを使用してください。
◆ヒューズが切れた場合は切れた原因を調査し、原
因を取り除いてから規定のヒューズと交換してくだ
さい。

AML

ヒューズはAML横側および上部の調整蓋の内側に装着しています。
                         F1                            記号      名称                定格          使用回路
                         F2
                                                      CNTL1,2                  250V,2A       SOL1,2
                         F3
                         F4                           CNTL3,4                  250V,2A       SOL3,4
                         F5
                                                      CNTL5,6                  250V,2A       SOL5,6
                         F6
                         F7                             F1    MAIN             250V,3A       メインヒューズ
          調整蓋                                           F2    RLY 1,2          250V,3A       リレー出力1,2
                                                        F3    RLY 3,4          250V,3A       リレー出力3,4
                                                        F4    RLY 5,6          250V,3A       リレー出力5,6
                                                        F5    RLY 7,8          250V,3A       リレー出力7,8
                     CNTL 1,2                           F6    SIF 2            250V,2A       SiF2SRC電源出力端子
                     CNTL 3,4                                                                に対するヒューズ
                     CNTL 5,6
                                                          F7       SIF 1       250V,2A       SiF1SRC電源出力端子
                                                                                             に対するヒューズ

                                T05837J
                                                      ◆ヒューズのサイズ:φ 6.35×31.8 mm


電気システム                                                                                              電気システム
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T008455J


1. ブームを伸長し、ウインチドラムに3巻き程度の
捨巻きを残してワイヤロープを繰り出してください。

2. 荷重をつり上げて、ワイヤロープに張力を与え
ながらウインチドラムにしっかりと巻き込んでくだ
さい。
なお、つり上げる荷重は次式によって求めてくださ
い。
 つり上げ荷重=ワイヤロープ1本当り許容荷重×0.3×ワイヤロープ巻掛本数
(ワイヤロープ1本当り許容量は「資料編」参照)


ワイヤロープ                                  ワイヤロープ
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T001392J


          手による合図

◆合図は定められた1人の合図者によって
◆合図は節度をつけて、明瞭に
◆オペレータからは見やすく、作業状態がよく分かり、かつ、安全な場所で

1.呼出し                2.位置の指示              3.巻上げ                 4.巻下げ
片手を高く上げる。            なるべく近くの場所に行き         片手を上に上げ輪をかく。          腕をほぼ水平に上げ、手の
                     、指で示す。               または腕をほぼ水平に上げ          ひらを下にして下方に振る。
                                          、手のひらを上にして上方
                                          に振る。


            M00164               M00165                M00166                M00167

5.ブーム上げ              6.ブーム下げ              7.水平移動                8.微動
親指を上にし、他の指は握         親指を下にし、他の指は握         (走行・横行・旋回を含む)         小指または指示で巻上げ・
り、水平より上方に突き上         り、水平より下方に突き下         腕を見やすい位置に伸ばし          巻下げ・水平移動の場合に
げる。                  げる。                  、手のひらを移動する方向          応じて、それぞれの合図を
                                          に向け、数回動かす。            つづける。


            M00168               M00169                M00170                M00171

9.転倒                 10.ブームの伸縮            11.停止                 12.急停止
両手を平行に伸ばして、転         こぶしを頭の上にのせた後         節度をつけて手のひらを高          両手をひろげて高く上げ、
倒の方向にまわす。            、伸ばすときは親指を上に         く上げる。ただし、微動の          激しく左右に大きく振る。
                     し、他の指を握り、水平よ         場合はそのままで指を握り
                     り斜め上方に突き上げる。         めてもよい。
                     縮めるときは親指を下にし
                     、他の指は握り、水平より
                     斜め下方に突き下げる。

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